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私はお父さん(夫)とよくお出かけをします。 「どこへ?」って? どこだと思いますか? それは 山 山
山
そう。山です。 お父さんが山に登るのが大好きで、私は、それにお供します。 「なぜ付いて行くの?」って? なぜだと思いますか? それは、お父さんが登る途中に、後ろの私が付いて来ているか、振り返ってくれる。そのまなざし。それがみたいからです。 額に輝く、
汗、汗、汗・・・。
ときおり聞こえてくる吐息・・・。
風邪や草花、大地の息遣い。 自然に包まれて、わたしは、身体も心も元気を取り戻します。
登っているとき、わたしは言います。 「ねぇ、てっぺんまで行くの?」 「ねぇ、どこまでいくの?」 「わたしはここでいいのよ。」 そう言ってるのに ・・・でも・・・まだ行くの?
けれど、お父さんは、最後に言ってくれる。 「あ〜てっぺんまできてよかった!」 「また、二人で登ろうね!」 それが、うれしい。
でも、最後に 「また来ようね!!」 と言って、降りて行くのは、 いつも、わたしが一番で、父さんは二番。 わたしのほうが早いんです。
PS よく、山に登る人に「なぜ山に登るの?」って訊きますよね? よく、人は「そこに山があるから」って答えます。 でも、わたしが訊かれたら自信を持ってただ一言。 こう答えます。
「そこに父さんが
いるから」
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